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新・ニッポン開国論

新ニッポン開国論 / 丹羽宇一郎


伊藤忠商事会長、中国特命大使を務める、丹羽宇一郎さんの著書。

日系ビジネスの連載記事をまとめたものなので、かなり昔の時事に関するテーマもあるが、丹羽さんの国に対する献身的な姿勢や考え方が学べる1冊。

経営者でありながら、常に庶民の視線に立って、より良い日本をつくろうとする丹羽さんの姿勢は、政治家をはじめ多くの人が見習うべきだと思う。

かくいう私も、丹羽さんや瀬島さんのような人になりたいと思い、就活では商社を志望しました。

日本を批評する人はたくさんいるけれど

「どうすれば日本は良くなるのか」

という考えを公の場で明確に提示できる人は中々いないのではないか。

丹羽さんは、それが出来る数少ない人なんじゃないかと思う。


序章 リーダーの品格を問う

・価値観が大転換する過程で、重要になってくるのは人々の品性(優しさ、謙虚さ)←そのために必要なのは「教育」
・過去の日本のリーダーには、現実を見つめ真実を語るという美点を有していた

1章 「オンリーワン」なんて言い訳だ

・日本の将来の不安⇒人口減少、財政赤字
・アジアへの依存は必然
・目指すは質の高い「プレミアム社会」=人の心や精神など内面の充足に重きを置くもの
・「強くなければ優しくなれない」
・自分の能力に謙虚になろう⇒投げる前に猛烈な努力

2章 クルマザ、語り場を取り戻せ

・不祥事は永遠に不滅⇒会社より国民を守るのを優先
・企業が失敗する条件「保守、思い上がり、自己満足」⇔成功する条件「顧客、競争、変革」
・中庸=「成果主義か年功序列か」、「精神か物質か」という二元論ではなく、それらをうまく加減することが大事
・リーダーは私利私欲を自制せよ

3章 世界に目を開き、飛躍せよ

・国際的な信頼は国民生活の基盤
・すべての改革は人口減少を見据えて行うべき(公務員・政治家の数、年金問題、子づくり支援etc)
・事務次官や局長に政治家や民間人(適材適所にすべき)

4章 再び日本に日は昇る

・農業は国の宝⇒根本的な地方再生、大規模化・天候等の適した環境での作物の生産で国際競争力を持たせる
・ソーシャルキャピタル(社会関係資本)
・理屈を並べる前に行動を
・金持ち個人、貧乏企業
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2010.09.28 Tue l 書評 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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