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“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事

“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事 / 小暮真久


TFT(Table For Two)というNPO法人の理事兼事務局長の小暮さんの著書。

TFTというのは、食事や栄養を十分に摂取できない貧困状態に置かれている人が世界で10億、

肥満や生活習慣病に悩む人が世界で10億、この食の不均衡を解消することを目的として活動している組織です。

具体的には、日本企業の社員食堂に通常より低カロリーで栄養バランスが取れた食事を20円上乗せして提供し

その20円で途上国の子供たちに学校の給食1食分を提供するというものです。


この小暮さんは、元マッキンゼーにいた方で、ビジネスの手法を社会事業に応用させることで

社会の課題を解決しようとされているのですが、僕もそういうことがしたいと本を読んで改めて思いました。

マッキンゼーにいたときも、松竹にいたときも、どこか不完全燃焼だった、それがTFTで社会の為の仕事が出来ると

実感できた時に心から本気で仕事に没頭できたと語っているのですが、きっとそうなんだろうなと素直に思いました。


本の中では、社会事業に関する一般的な考え方と実態との違いや、それ故に大変だったたくさんのエピソードが紹介されています。

例えば、社会事業と言ってもボランティアでやっているわけではないから当然飯を食う為の賃金がいる。

しかし、それはけしからんという人も世間にはいる。

また、企業への営業にしても、最初から対等なパートナーとして受け入れられることは少ない。

そんなたくさんの困難に直面しながらも、「社会を良くしたい」という想いで乗り越えるところが凄い。


論理的思考力とかプレゼン力とか、そういうビジネススキルは、あくまでツールなんだと思わされる。

それも確かにものすごく大事なんだろうけど、もっと根本的な部分で、こういう”想い”の強さが大事になってくる。

”想い”で仕事をする人でありたい。

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2010.10.27 Wed l 書評 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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