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国境の南、太陽の西


国境の南、太陽の西 / 村上春樹


結構昔の作品なんですねー。

主人公の生まれた年が、ウチの母親と同じくらい、たぶん。


日常の幸せに、どことなく実感が沸かない

何の不満も不幸もなく

むしろ、普通の人から見たら羨ましがられるような人生

けれど、まるで他人の人生を代わりに生きているような錯覚に陥る。

心のそこから幸せになるために、主人公がしなければならなかったこととは・・・


この作品で村上春樹が伝えたかったこととは

たぶん、人はみな、なんとなく生きて、なんとなく幸せにはなれるけど

心のそこから幸せと感じられる人は稀で

みんな、騙し騙し生きてるんだ

もっと心の奥には、本当に自分が望んでいるものがあるけれど

それに触れると、現実の社会で失うものが多すぎる

ということなのかなと思った。


少し、そうした主旨とは異なるけれど

そこまでして本当の幸せを手に入れたいのかなと僕は思う。

1日3食きちんと食べられて

自分にとって大切な人がいて

何かに没頭できれば

それで十分、幸せだと思う。

もっとも、幸せのハードルは人それぞれだけれど。


最初に書いたとおり

幸せのハードルについて伝えたいわけではなく

気づかぬうちに、人は騙し騙し生きてるんだ

ということが言いたいのだろうと思うけれど。


色々考えさせられました。
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2010.12.03 Fri l 書評 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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