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舞姫 川端康成

舞姫 / 川端康成


『舞姫』と言えば森鴎外の作品が有名で、かくいうぼくもそれを読むつもりで本屋に出向いたわけですが、買った後に作者が川端康成だったことに気付いて同タイトルの作品を出していたことに驚きつつも読んでみたわけです。

内容は主人公の奥さんが夫と別れたがってる話なのですが、「アラフォー」とかいう言葉が流布する昨今と似たようなシチュエーションで、40代というのは女性にとって今までの自分の人生を見つめ直し、この先の人生に不安を抱く時期として一貫しているのだなと感心してしまいました。時代も戦後まもなくで、それまでの盲信的な愛国主義から一変し、「日本なんて信じられん」という価値観の変化や現実への不信感も、再び不況に突入し不安に駆られる現在と重なって見えました。
三島由紀夫の解説も非常に興味深かったです。

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2008.12.23 Tue l 書評 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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