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不毛地帯 (第1巻)



不毛地帯 第一巻 / 山崎豊子


全巻読んでからレビューしようと思ったのですが、第一巻からあまりに面白かったことと、先が長いこと(第一巻で600ページ、全五巻)から、気長に一巻ずつレビューします。

早速読んだ感想ですが、ぼくはこの作品に衝撃を受けました。ぼくがのめり込んだ要素は、言葉にすると陳腐だけど、リアルな描写と主人公・壱岐正の不屈の精神。これで実際にモデルとなった人物がいるからスゴイのである。この本を読んで、今までの自分のあまりの不甲斐ない生き方を思い知りました。それと同時に、言葉に出来ないほどかっこいい壱岐正に憧れました。壱岐正のすごいところは、常に自分よりも不遇の人間のことを考えるところにあるとぼくは思う。たとえば、自分よりも恵まれている人がいたら普通はそれと自分を比較して悲観や嫉妬を抱いてしまう。少なくともぼくはそうだ。ところが、壱岐正は、自分よりも辛い立場の人間を想い、自分を律することが出来る。その生き方はとても清く美しい。だから人は、壱岐正を想い、慕い、頼り、助けるのだろう。そんな人間にぼくもなりたいと心から思う。



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2010.01.02 Sat l 書評 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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