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日本の食料戦略と商社

日本の食料戦略と商社 / 川島 博之


就活中に業界研究を兼ねて読んでいた本。
日本の低食料自給率に関する考察から、それに対して商社がどのように貢献できるかをまとめています。

前半部は総論として

1.食料価格の高騰と下落の要因・背景
2.将来の食料需給について
3.海外調達力の強化・国内生産の増強

後半部は商社の具体的ビジネスとして

1.調達・物流・販売
2.川上から川下までの各段階における事業投資
3.食の安心安全への対応
4.各企業の取り組み

について論じています。
食料の確保という、人間の最も根本的な要素を満たすために、商社の役割として期待されることは、調達(独自の供給源の確保)、物流(効率的な物流システムによる低価格化)、販売(多様なサービスと品質管理)の3点に集約されるのではないかと思います。

因みに就活では、以上を踏まえた上で、自分は調達に興味があると言っていました。
独自の供給源の確保のためには、現地の農家や関係者とのパートナーシップを組むことが極めて重要だと思うし、信頼関係を構築することでやりがいを感じられると思う(経験から)。また、調達は安定供給の根源の部分なので、国益への貢献を実感しやすいと感じるから、という旨の話をしていました。

商社の食料部門に興味のある就活生は必須の本だと思います。
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2010.05.08 Sat l 書評 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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