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祖國再生


祖國再生 / 瀬島龍三

就職活動中、ぼくが商社を志望したのは、はっきり言ってミーハーな理由だ。
単純に、尊敬できる人が多かったからだ。
特に商社を志望するようになった影響を与えてくれた人たちが、ぼくの場合4人いる。

一人目は、これは厳密に言うと1人ではないのだが、ゼミのOBの方々だ。
特に10年目くらいの三井物産の方が非常にカッコ良かったのと、2年目の三菱商事の先輩がとても懇意にアドバイスして下さったことが大きかった。
本当に感謝しています。

二人目は、父親だ。ぼくが物心つく前から中国に駐在し、日本にいても午前様が当たり前、これまで会っていた時間は正直に言って少ないが、それでも小さいころから色々な話をしてくれて尊敬できる父親だ。

三人目は、丹羽宇一郎氏。元伊藤忠社長を務めた方で、この方の著書を読んで非常に感銘を受けた。特に、人には能力に殆ど差がないこと、ゆえに謙虚に慎ましく努力することが大切であること、という話にすごく勇気づけられた。

四人目は、何と言っても、瀬島龍三氏である。ぼくが最も尊敬している人物だ。まぁ、もっとも不毛地帯を読んで知った時点でミーハーなのは否めないが(汗)、それでも、ぼくは瀬島さんのように国益の為になるような仕事がしたいと強く思って商社を志望した。

因みに、某商社の最終面接で瀬島さんの魅力について肩で息をしながら熱弁したら、あっさり落とされてしまいました(汗)。
今だから笑い話に出来ますが、就職活動の面接で自分以外の人間について熱く語っても印象は良くないので気をつけてくださいね。

大分前置きが長くなりましたが、今回はぼくの尊敬している瀬島さんの本です。



以下、箇条書きメモ


政治、国家のガバナビリティ、経済、教育、すべての根源的価値観は倫理、道徳の問題。どういう哲学をもって取り組むかによって答えは変わる

第1章〈歴史の蘇生〉

○明治以降の日露戦争をはじめとする対外活動が人類の本源的平等に貢献(⇒アパルトヘイトの阻止)

○日本の現状の要約
⇒2点。1.国家のガバナビリティの衰弱、2.倫理・道徳観の欠如


第2章〈経済と倫理〉

○戦後経済復興
⇒アメリカの対日寛容関係(Ex.安価なライセンス料)

○マイナス成長の認識⇒「この辺でいいんじゃない(足るを知る)」(by稲森和夫)Ex.鎖国の江戸時代における文化

○安定成長を求める⇒最大は雇用問題

〈第3章、国際社会と日本〉

○外交・安全保障で大切なこと
⇒1.「信威」、2.ガバナビリティの確立、3.経済力&自衛軍事力、4.政策問題
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2010.06.23 Wed l 書評 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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