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ミクロ経済学 戦略的アプローチ

ミクロ経済学 戦略的アプローチ / 梶井 厚志, 松井 彰彦


2年前に受講した「基礎ミクロ経済学」という授業の指定図書。

ふざけたように見える外見ですが、れっきとしたミクロ経済学のテキストです。

経済学の勉強を基本的なところからやり直したいと思って読みました。

途中からゲーム理論が複雑になってわけわからなくなったので、そういう所は省きました。



3章

○規制緩和や自由化に伴う大きな変化は、新規参入者による競争の激化によってもたらされるのではなく、すでに大きなシェアをもつ企業の市場行動の変化であることがある(参入阻止行動、Ex.特石法廃止以降のガソリン市場)

○ゲーム理論的に考えると、臨機応変な政府よりルールに基づいて政策運営を行う政府の方が社会的に望ましい

4章

○余剰発生源⇒1.生産活動、2.交換、3.効率化

○最後通牒ゲーム、2段階交渉ゲーム、n段階交渉ゲーム

第5章

○情報⇒2つの面=1.情報の内容、2.情報の構造

○企業と労働者のシグナリング・ゲーム⇒労働者の能力が判別可能な場合→能力主義、判別が不可能な場合→企業の利得ダウン⇒資格というシグナリング

6章

○オークション⇒1.完全情報→独占価格付け、2.競売→お互いが支配戦略をとるナッシュ均衡、3.セカンド・プライス・オークション→自分の真の評価額が弱支配戦略

第7章

○純粋公共財⇒排除不可能かつ非競合的な財

第8章

○直接交渉の場合、交渉の組次第で総余剰を最大にしない可能性もある⇒総余剰が多ければいいのか?⇒理論的には再分配という仮定

第9章

○消費者余剰⇒お金の限界効用が一定という仮定の下で、消費者の満足度を計る指標として意味がある

第10章

○比較静学分析=外生的に与えられたパラメタの変化により対応する均衡と指標がどう変わるかを調べる手法

○結託→短期的には利潤↑→過剰参入→超過利潤ゼロ→高価格維持→消費者余剰低いまま⇒誰も得をしない。

第11章

○一物一価の法則(無裁定原則)=同じ投資機会はまったく同価値をもつ

第12章

○一般均衡分析=すべての市場での価格決定を同時に記述する分析法

○企業の利潤最大化行動=予想売上の現在価値が生産コストより高いときに生産を行う、消費者=将来の財の消費の現在価値がそれに必要な支払いの現在価値より大きければ貯蓄する

第14章

○エージェンシー問題=プリンシパルとエージェントとの目的の不一致から来る経済学的問題

○ホールド・アップ問題=一旦行われると元に戻すのが難しく、しかも相手の強さを増してしまうような投資に起こる⇒対策の一つは内部化

第15章

○進化論的ゲーム理論⇒個体が合理的に思考しなくても、社会全体を見ると意味のある結果を弾き出せる

○状態空間アプローチ=ありうる状態を列挙して、プレイヤーの知識構造を考えるアプローチ

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2010.07.02 Fri l 書評 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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