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さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白

さらば財務省 官僚すべてを敵にした男の告白 / 高橋洋一


これは面白かった。

著者は、元大蔵省(現財務省)のエリート官僚。
大蔵省と言えば、「官僚の中の官僚」と言われるエリート集団で、殆どが東大法学部出身。
その中で、東大理学部数学科出身という異色の経歴を持つ。
自称、「異端児採用」としていて、毎年数人は東大法学部以外の変わった経歴を持つ学生を採用するそうな。

まず、この人は頭が良すぎる。
国Ⅰもなんとなく受けてなんとなく受かったらしい。
普通の人と頭の構造が違うんでしょうね。

とにかく数学が好きらしくて、それを活かせる仕事がしたいと思っていたらしく、それゆえ大蔵省の仕事にはあまり興味がなかった。
そういう背景も相まって、官僚が陥りやすい権力・利得争いに疑念を持ち、様々な改革に挑んだ。
その中で敵も多く作って、最終的にはタイトル通り財務省を追われる身となる。

本書では、郵政民営化の全内幕、小泉・竹中改革の舞台裏、埋蔵金の全貌、などといった財政問題に触れています。
政治に対する本当に見方が変わると思います。

ただ、惜しむらくは、著者が数年前に銭湯で窃盗を起こして捕まってること(汗)
なんでそんなことしたん・・・。
本でどんな素晴らしいことを言っていても、そういう言動で信頼は一気に失われてしまう。
恐ろしい。
そういう反面教師的な部分も含め、本当に勉強になる1冊でした。
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2010.08.15 Sun l 書評 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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